四角形これにて終了です。お付き合い頂きありがとうございました。 長かったです、驚くほど。 全59話、ワード初期設定で219ページ。 製作期間、8カ月。 ・・・長かった。遅くても6月には終わるだろうと思っていたのに。 14話くらいで終わるだろうと思っていたのに・・・。 最後、書くスピードが遅くなってすみません。でもあれが本来のスピードなんです。 多くの方に応援を頂きました。改めてここでお礼を言わせていただきます。 ありがとうございました。 あとネタ聞かせたりとか、ファイル送り付けたりとか、車で連れまわしたありした友人達、ありがとう。 本当に多くの方に支えられた小説です。 長かったせいか愛着がすごくて、終わったのに終わった気がしません。 他の小説だと終わったぜ!!と爽快なんですがね。 どちらかと言うと切ないです。まだ書けるきがする・・・。 ここまでお読み頂きありがとうございました。 よろしければこれからの小説にもお付き合い頂ければ幸いです。 以下からは後書きという名の管理人の記憶倉庫です。 忘れないために書きとめてます。 正直管理人が気持ち悪かったりウザかったりします。 お暇で尚且つ、そういった人間平気だぜという方のみご覧ください。 1四角形ができた まず四角形ができた背景から。 最初の頃、サイトで連載を始めた小説のあらすじに欠陥があることに気が付いた。 ちょっと直したくらいじゃどうにもならない欠陥が。 そこで数日前に出来たネタを連載することにした。 それが四角形。 当時勘右衛門初登場の46巻が発売されて2ヶ月。 新五年生が登場したのでそれぞれ五年生の特徴を整理しようと考えた。 ・鉢屋三郎 雰囲気が男前。人をからかうのが好き。仲間が好き。 確実に虐めっ子タイプ。でも雷蔵に弱い 自分よりも仲間を優先的に考える。でもそれで三郎も幸せ。 自分の世界が壊れるのが何より嫌。 ・不破雷蔵 雰囲気がほんわかしている。でも性格は男前。 いじめっ子にやんわり注意していじめられっ子を助けるタイプ。 頼りになる。でもどこか可愛い。 竹谷と違う意味で器がでかい男だと思う。 あと三郎の変化に一番気が付きやすい。 ・久々知兵助 かっこいいか可愛いかで聞かれたら、美人。 天然。虐められても気が付かないタイプ。豆腐を食べながら「あ?」と言っている。 考えているようで考えていない。あまり周りに関心がない。 怒る時は静かに怒る。あまり感情の起伏がない。 ・竹谷八左ヱ門 男前。ただいざという時頼りにならない気がしてならない。 虐められっ子というよりいじられっ子。 でもあんまり気にしない。 友達ができやすい。喋ったら友達。 豪快だがたまに細かい。 で、新キャラ、尾浜勘右衛門は、と考えた。 正直一冊分の登場じゃ分からないが・・・。 ・尾浜勘右衛門 虐められっ子。確実に虐められっ子タイプ。 久々知のクラスメイト。久々知と違う天然。 元気な子。 ・・・。 ・・・。 泣き顔が可愛いと思う。 御覧の通り、太線部分により四角形はできました。 ええ、まあ、つまり管理人が勘右衛門を何だと思っているかバレバレ。 で、できたのが勘右衛門を好きすぎて虐める女の子(ヒロイン) でも5年にもなって泣いちゃうのはあれなので、過去虐められていたことに。 そして以前書いていた連載が五年生4人と仲のいいくの一の話だった。 しかも美人で文武両道設定。 ヒロインとは気が合わなさそう。でも男の子は好きになるか? ということでできたのが美人で文武両道、清い精神を持ち、5人と仲が良い(ライバル) 勘右衛門→ライバル。 で、まあ、これじゃつまらないから三郎→ヒロインにする。 どうせだからライバルは三郎を好きってことにしちゃおう。 あら四角関係の出来上がり。 面倒だから題名四角関係からとって四角形にしよう。 四角形のネタできあがり〜。 ・・・そんなもんです。 2ヒロインの性格 実は最初、ヒロインは大人しい女の子の予定だった。 昔は好きすぎてやり過ぎたけど、本当は大人しくて良い子、みたいな。 でも、そんな子が泣くほど相手を虐めるか?と思った。 で、書き始めたら、あんなヒロインに。 たぶん今まで書いていた夢主の中で断トツで書きやすかった。 ああいう性格にしておいてよかったと思いました。 3雷蔵だけ出番が少なすぎる!! 違います!!久々知と竹谷の出番が増えたんです!! 最初3人は特に食事とかで一緒にいるくらいしか出番がなかった。 しかし三郎の朝の待ち伏せが始まってからすぐに勘右衛門の勘違いが起こっては、三郎の気持ちの変化が短すぎる。 ということで急遽久々知君登場。 その後、勘右衛門の勘違い場面を書こうと思った。 最初はヒロインの独自の正義感によりライバルは助けられるはずだった。 しかしどう考えても、自分から助けると思えなかった。 ということで、脅し役に竹谷君を出し、しぶしぶ助けることにした。 それから二人がまた登場するのはこうして関わっちゃったのが原因。 4最初ヒロインを追いかけたライバルが会うのは三郎ではなかった 18話、ライバルと三郎が会ってその後三郎がヒロインを探しに行きますが、最初三郎の出番はなかった。 最初はライバルはヒロインの部屋に行き、友人と対面していた。 ライバルから事情を聴いた友人のそれは恐ろしいこと恐ろしいこと。 お互いに睨みつけ合い、ライバルが折れて帰って行きます。 ちなみにライバル→三郎のフラグは12話で立っているのですが、明確(?)になったのは18話です。 5超不安定な連載 注意書きに以前書いていたのが「この話はまだ誰とくっつくか決まっていない不安定な話です」と書いていました。 話は36話、三郎とヒロインが付き合い始めて傷つくライバル、までしか考えていませんでした。 その先が全く浮かばなくて、参ったなぁ、と思っていました。 そしてその36話目を上げる前日にオチ決定。 色々な方から以前は勘右衛門とくっつくと良いな、といったコメントを頂いていたので、勘右衛門落ちになりました。 「以前は」というのも、三郎とヒロインがくっつくと、二人の幸せを願って頂くコメントが急増したから。 皆さん優しいなぁ、と思いながら読んでました。 すみません、私は期待を裏切るのが大好きな人間です・・・。 6友人に頼りまくった 最近、上手くできたか自信がないと友人にデータを送り評価してもらうと言うのが癖になってます。 四角形で言うと、45話、57話、58話、59話がそれです。 45話は何か違うなぁ、と思って友人に送りつけました。 すると友人から「何か違うけど何が違うのかわからない」という返答をもらいました。 なので、全部書き直したらある程度納得した形に出来上がりました。 何がいけなかったんだろう? 57話、58話、59話は友人に「心理描写が足りない」と言われたので書きたしました。 せっかくなので書きなおす前のを晒しておきます。 書きなおし前 それだけじゃなく、友人は散々持ち上げながらアドバイスをくれるので、書きなおしも意欲的にできました。 本当にありがとう! 7四角形のその後 想像の妨げになるので隠します。 実は三郎とヒロインはその後ちゃんと会うことができます。 色々言えませんが、ちゃんと会えます。 あと、勘右衛門は城仕えではなくフリーです。 なので気軽に引っ越してきました。 ライバルは城仕えになりました。でも未だに三郎を諦めていません。 時々文を送ったりしてます。 ちゃんと勘右衛門はヒロインに仕事で出来ない日以外毎朝挨拶してます。 それにヒロインはたじたじです。 引かれると押すけど、押されると引いてしまいどうしていいか分からなくなります。 そしてそれを勘右衛門は楽しんでいます。 でも時々思い出したようにヒロインが勘右衛門にちょっかいを掛けます。 周りから見たらいちゃついているだけなので、ちょっと暑苦しいです。 まだあるのですが、書きすぎるとあれなので止めておきます。 8連載中にすごく疑問だったこと 実は最初の方からすごく疑問だったことがあります。 それはいろんな方から頂くコメントの一部なのですが。 四角形を「勘右衛門連載」と書かれる方がとても多かったのです。 5に書いたとおり、誰落ちなんてわからない、と書いていました。 なのに何人もの方が「勘右衛門連載」と書いてらっしゃるのです。 ????? もしかして私がどこかで勘右衛門連載と書いたのだろうか? それとも皆さんこうなることをあらかじめ予測していた超能力者なのでしょうか? 真相は、闇の中・・・??? と、まあこんな感じです。 58話別れ→最終話 これで誰かが一瞬でも「もしかして悲恋落ち!?」と思って下さっていたら、四角形大成功です。 人の期待を裏切りドッキリさせるのが大好きです。 これからもそんな話を書きたいと思います。 ここまで長々とありがとうございました。 四角形は終わりましたがサイトは続きますので、これからもどうぞよろしくお願いします。 2010年10月20日 |